DEAR 2nd 〜Life〜




……そう。


今日は、約二年ぶりに由梨から連絡があって。



由梨がバイトまでの時間、近所のカフェでこうやってお茶することになったんだ。





「──…お待たせ致しました。

ミルクティーと、苺ショートでございます。」




───…カチャカチャ…。





「わーいっ♪おいしそーっ♪いっただっきまーす♪」




目の前に並ぶケーキのてっぺんにある苺にフォークを突き刺した時。




「──ふふっ♪」




由梨はニコニコと微笑み、両手で頬杖を付いた。




「?なに?」




「───彩、何か変わった?」




「え?何が?」




わけも分からず首を傾げると、由梨はピッと指さし、




「───服もメイクも髪も♪」




「……え?

そ、そうかな……?」




ウィンドウに映る自分をじっと見ては、さらに首を傾げた。



今日は単純に暑いと思ったし、軽めのシフォンワンピース着て、髪巻いただけなんだけどな。





「うん、明らか変わったよ~!!

何か見ないうちに!オーラとか!!」




「……そ、そう……?」




照れ隠しにうつむくと、

由梨は間髪入れず、




「ま・さ・かっ♪



────恋してる?」





「─────ッ?!」




吹き出しそうになったのを何とかこらえ、とっさにお絞りで口元を押さえた。


< 50 / 475 >

この作品をシェア

pagetop