DEAR 2nd 〜Life〜
……そう。
今日は、約二年ぶりに由梨から連絡があって。
由梨がバイトまでの時間、近所のカフェでこうやってお茶することになったんだ。
「──…お待たせ致しました。
ミルクティーと、苺ショートでございます。」
───…カチャカチャ…。
「わーいっ♪おいしそーっ♪いっただっきまーす♪」
目の前に並ぶケーキのてっぺんにある苺にフォークを突き刺した時。
「──ふふっ♪」
由梨はニコニコと微笑み、両手で頬杖を付いた。
「?なに?」
「───彩、何か変わった?」
「え?何が?」
わけも分からず首を傾げると、由梨はピッと指さし、
「───服もメイクも髪も♪」
「……え?
そ、そうかな……?」
ウィンドウに映る自分をじっと見ては、さらに首を傾げた。
今日は単純に暑いと思ったし、軽めのシフォンワンピース着て、髪巻いただけなんだけどな。
「うん、明らか変わったよ~!!
何か見ないうちに!オーラとか!!」
「……そ、そう……?」
照れ隠しにうつむくと、
由梨は間髪入れず、
「ま・さ・かっ♪
────恋してる?」
「─────ッ?!」
吹き出しそうになったのを何とかこらえ、とっさにお絞りで口元を押さえた。