DEAR 2nd 〜Life〜
「───…朝……っ…」
────ガチャッ!
あまりの突然の出来事に、不覚にもフォークを机に落としてしまう始末。
「──…わっ!?!?
彩ってば何やってんの、
もう~…!はい!」
「───…ごっ、ごめん………」
由梨がフォークを拾いあたしに渡すのを受け取るも、
────チラッ……。
ウィンドウ越しに、朝岡さんはくすくすと笑っている。
「~~~…もう……っ」
笑わないでよ~……!
顔を真っ赤にしてうつ向くと、
「…………?」
由梨はさすがに何かを感じ取ったのか、バッと後ろを振り返って。
「───…えっ…!
──…えっ?えっ?」
あたしと朝岡さんを交互に見つめ、目を丸くして掴みかかって来た。
「───…ちょっ、
ちょっと彩!!!!!
これどういう事よ!?!?」
「……どっ、どういう事って、だから何も──…
……ゆ、由梨!
ゆっ、揺らさないで~っ!!!」
───ブンブン!
由梨に肩を激しく揺らされ、目が回りそうな視界の中、
「─────……」
朝岡さんはそんな彩達の様子を見てまた笑いながら、
────クイクイ…
と、ある方向を指さした。
あの方向は───……
「………?
──あ……図書館?」
朝岡さんは頷いて微笑み、
“──…先に行ってる。
ゆっくりしときや?”
ガラス越しに口パクでそう伝え、手を振って先に図書館へ行ってしまった。