DEAR 2nd 〜Life〜
─────…ドクン
ドクン────……
徐々に大きくなる鼓動に、もう隠しようがなかった。
逃げ道も、朝岡さんの両手に閉ざされているし。
「……………ッ」
……どう……しよう……
─────カタカタ……。
震える指に
───…そっと
朝岡さんの指が重なった。
「───…こっち向いて………?」
─────ドキッ!
「………………」
───朝岡さんはズルい。
ズルイよ。
そんなかすれた声出さないでよ。
そんな風に頼まれたら
言うこと………
聞くしかないじゃない……………。
───ゆっくり
本当に………
ゆっくり振り向けば
「………………」
恥ずかしくて死にそうで
まともに朝岡さんの顔が見れなくて、行き場なく床を見つめる。
「……あ………の………」
こんなに顔が熱くなるなんて
こんなにもどかしいなんて
どうして───……
どうしたら───……
「───顔……上げて?」
──────………っ
言われた通りに顔を上げると
「…………彩………」
───朝岡さんが切ない顔であたしを見つめてた。