その手で触れて、そして覚えて。
「七花主任、、、俺じゃ、ダメですか?」
え、、、街風くん、、、何言ってるの?
「そばにいるのが俺じゃ、やっぱり頼りないですか?一人で生きて行こうって決めただなんて、、、寂しいこと言わないでください。だから、」
ピーッ、ピーッ、ピーッ
乾燥機の終了を知らせる音が鳴る。
わたしは「あ、か、乾燥終わったみたい!ワイシャツ持ってくるね!」と、街風くんから逃げるように乾燥機のある洗面所へ向かった。
わたしは乾燥機に手を付けると、身体中に響く程のドキドキする鼓動を何とか抑えようと深呼吸を繰り返した。
な、何?あれは?
街風くん、どうゆう意味で言ったの?
わたしは乾燥機から街風くんのワイシャツを取り出すと、染みの確認をした。
あ、取れてる良かった。
そして、わたしはワイシャツを持って街風くんの元へ戻ると、街風くんに向かってワイシャツを広げた。
「見て!綺麗に取れたよ!」
「おぉ〜。」
そう言って拍手をする街風くん。
「アイロンかけるね!」
わたしがそう言うと、街風くんは「いえ、大丈夫です。」と言い、わたしの手からワイシャツを取り、ワイシャツに腕を通して着た。