契約の愛で結ばれたのは、まさかの敏腕CEO!?~独占欲滾るスパダリは極上溺愛で囲い離さない~
そして被害届を出した後、颯馬が買い物に連れて行ってくれたのだ。
「ほら、僕の部屋で暮らせるならその方が良いと言われたでしょう? 足りない物を買いに行きましょう」
「確かに言われましたけどっ……!」
そうなのだ。
優しげな警察官に「パートナーの方の家に一時避難をしているのですね。とても良い案です。落ち着くまでは是非」と言われてしまったのだ。
そもそも恋人ではないと茉莉花は否定したかったが、その話を出すとややこしくなりそうで黙っていた。
皆の前で「茉莉花さん、こんな時くらい僕を頼ってください」などと言われて、断れるわけもない。
「しばらくの間、お世話になります」
と頭を下げるしかなかった。
そういうわけで、茉莉花は本格的に颯馬の家で暮らすこととなったのだ。
(流されている気がする……)
颯馬の優しさに甘え過ぎている。これで良いのかという気持ちは拭えなかったが、他の案も思いつかなかった。
◇◇◇
「茉莉花さん用の食器、こちらに入れておきますね」
「ありがとうございます」
「いいえ。茉莉花さんの物が増えて新鮮です」
颯馬はいつになく上機嫌だ。
あれこれ買い物をした時から、彼はずっと楽しそうにしている。
そんな颯馬を見ていると、茉莉花の罪悪感もだんだんと薄れていった。
(颯馬さんが良いなら、これでいっか)
「ほら、僕の部屋で暮らせるならその方が良いと言われたでしょう? 足りない物を買いに行きましょう」
「確かに言われましたけどっ……!」
そうなのだ。
優しげな警察官に「パートナーの方の家に一時避難をしているのですね。とても良い案です。落ち着くまでは是非」と言われてしまったのだ。
そもそも恋人ではないと茉莉花は否定したかったが、その話を出すとややこしくなりそうで黙っていた。
皆の前で「茉莉花さん、こんな時くらい僕を頼ってください」などと言われて、断れるわけもない。
「しばらくの間、お世話になります」
と頭を下げるしかなかった。
そういうわけで、茉莉花は本格的に颯馬の家で暮らすこととなったのだ。
(流されている気がする……)
颯馬の優しさに甘え過ぎている。これで良いのかという気持ちは拭えなかったが、他の案も思いつかなかった。
◇◇◇
「茉莉花さん用の食器、こちらに入れておきますね」
「ありがとうございます」
「いいえ。茉莉花さんの物が増えて新鮮です」
颯馬はいつになく上機嫌だ。
あれこれ買い物をした時から、彼はずっと楽しそうにしている。
そんな颯馬を見ていると、茉莉花の罪悪感もだんだんと薄れていった。
(颯馬さんが良いなら、これでいっか)