野いちご源氏物語 一一 花散里(はなちるさと)
女御の部屋から下がった源氏の君は、妹姫の部屋にこっそりと行かれた。姫君はひさしぶりのご訪問を素直におよろこびになる。源氏の君も優しく誠実にお話をなさった。
この姫君のことは、橘の花の香りが漂う屋敷の姫君だから、花散里の姫君とお呼びいたしましょう。
この姫君のことは、橘の花の香りが漂う屋敷の姫君だから、花散里の姫君とお呼びいたしましょう。