俺様同期の執着愛
「わあ~美味しそう!」
海鮮市場の食堂に入って、それぞれ好きな種類の丼を注文する。
とはいえ、みんなだいだい同じものだった。
マグロ、イカ、サーモン、タコ、ウニ、ホタテなどたっぷり乗っかった大きな海鮮丼を前に女子たちは一番綺麗に映る角度で写真をスマホに収めている。
「これ全部食べられるかなあ」
「大丈夫、綾芽ならいけるって」
「待って。私、大食いだと思われてる?」
「そうでしょー」
まあ、そうですね。普段はそうでもないけど、柚葵と一緒だと彼に合わせていっぱい食べちゃうんだよね、最近は。
まずい、ほんとに太りそうだな……。
「おい、柚葵。お前それだけかよ」
別テーブルで誰かの声がして、みんなの視線がそちらへ向けられた。
まさか柚葵が少食なのかと思ったけど、違った。
彼の目の前には大きな器にあふれんばかりのイクラがある。そう、イクラだけ。
「高級だぞ」
「いや、知ってるけど」
さ、さすが柚葵。
普段なかなかこういう食べ方できないもんね。
柚葵の器を見ていると山盛りのイクラがキラキラ光って宝石みたいに見えてくる。
「その手があったか。私もそうすればよかった」
ふとそんなことを呟いたら、となりの女子が笑って言った。
「綾芽と柚葵って食の好み似てるよね」
そうだろうか。
そういえば、そうかもしれない。
柚葵の好きなものは、だいたい私も好きだ。
海鮮市場の食堂に入って、それぞれ好きな種類の丼を注文する。
とはいえ、みんなだいだい同じものだった。
マグロ、イカ、サーモン、タコ、ウニ、ホタテなどたっぷり乗っかった大きな海鮮丼を前に女子たちは一番綺麗に映る角度で写真をスマホに収めている。
「これ全部食べられるかなあ」
「大丈夫、綾芽ならいけるって」
「待って。私、大食いだと思われてる?」
「そうでしょー」
まあ、そうですね。普段はそうでもないけど、柚葵と一緒だと彼に合わせていっぱい食べちゃうんだよね、最近は。
まずい、ほんとに太りそうだな……。
「おい、柚葵。お前それだけかよ」
別テーブルで誰かの声がして、みんなの視線がそちらへ向けられた。
まさか柚葵が少食なのかと思ったけど、違った。
彼の目の前には大きな器にあふれんばかりのイクラがある。そう、イクラだけ。
「高級だぞ」
「いや、知ってるけど」
さ、さすが柚葵。
普段なかなかこういう食べ方できないもんね。
柚葵の器を見ていると山盛りのイクラがキラキラ光って宝石みたいに見えてくる。
「その手があったか。私もそうすればよかった」
ふとそんなことを呟いたら、となりの女子が笑って言った。
「綾芽と柚葵って食の好み似てるよね」
そうだろうか。
そういえば、そうかもしれない。
柚葵の好きなものは、だいたい私も好きだ。