俺様同期の執着愛
【柚葵のターン】

 おいおいおい!
 可愛いかよ、綾芽。めちゃくちゃ可愛いよこいつ!
 どうしよう。触りたい。
 いや、それはだめだろ。同意のない行為はセクハラだ。
 冷静になれ、俺。

「だいたいお前さ、男とふたりでホテルに泊まる意味わかってる? わかってるよな? だったら何が起こっても言い逃れできねぇよ」

 うわっ! 何言ってんだ、俺。セクハラ全開じゃねーかっ!!

「わ、わかってるよ。でも、柚葵なら大丈夫だって、思ったから」

 綾芽のその言葉に、多少苛立った。
 なんだそれ。やっぱり俺はまったく男として見られていないわけだ。
 なんか、むかつくなー。

 ゆっくりと体を起こして綾芽を上から見下ろしてみた。そうしたら、綾芽はさらに驚いた顔をしてじっと見上げてくる。

「なんで大丈夫だと思ったの? 俺、一応男だけど?」
「えっ……」

 綾芽の肩がびくっと震えたのを見て、全身にぞくりと快感が走った。

 やばい、やばいやばいやばい!!
 襲いてええええっ!!!

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