俺様同期の執着愛
【綾芽のターン】
大凶って何?
そんなのネタでしかないでしょ。
ほんとに大凶が存在するなんて!!
「新年早々サイアクなんだけど……」
嘆く私に柚葵が慰めてくれる。
「そんなもん、ただの紙切れだ。気にするな」
「でも、でも……せめて凶がよかった」
「あんまり変わんない気もするが」
「ううう……」
柚葵と両想いになれて幸せの絶頂なのに、こんなのってないよー。
「大凶って一番悪いってことだろ。だったら、ここからはもう上がるしかないじゃん」
「え?」
「大丈夫だって。俺と一緒にいれば、ほどよく中和されるよ」
「柚葵、中吉だよね……?」
一瞬、沈黙の間があった。
だけど、私が落ち込みそうになると、柚葵が肩を抱き寄せてそっと言った。
「嫌なことがあったら、ぜんぶ俺が受けとめるから。心配すんな」
「……うん」
「それにさ、俺のまわりでも大凶引いたやつ聞いたことないし、レアだぞ。お前レアカード引いたんだよ。すげえじゃん」
「そ、そうかな? でも、私の知り合いにもいない」
「宝くじ当たったようなもんだ」
「ふふっ、それならちょっと、嬉しい」
柚葵が明るくそう言ってくれるから、ずいぶん心が救われた。
結局は気の持ちようだよね。
大吉引いた年だって特にいいことがあったわけでもないし、あまり気にしないようにしよう。
大凶って何?
そんなのネタでしかないでしょ。
ほんとに大凶が存在するなんて!!
「新年早々サイアクなんだけど……」
嘆く私に柚葵が慰めてくれる。
「そんなもん、ただの紙切れだ。気にするな」
「でも、でも……せめて凶がよかった」
「あんまり変わんない気もするが」
「ううう……」
柚葵と両想いになれて幸せの絶頂なのに、こんなのってないよー。
「大凶って一番悪いってことだろ。だったら、ここからはもう上がるしかないじゃん」
「え?」
「大丈夫だって。俺と一緒にいれば、ほどよく中和されるよ」
「柚葵、中吉だよね……?」
一瞬、沈黙の間があった。
だけど、私が落ち込みそうになると、柚葵が肩を抱き寄せてそっと言った。
「嫌なことがあったら、ぜんぶ俺が受けとめるから。心配すんな」
「……うん」
「それにさ、俺のまわりでも大凶引いたやつ聞いたことないし、レアだぞ。お前レアカード引いたんだよ。すげえじゃん」
「そ、そうかな? でも、私の知り合いにもいない」
「宝くじ当たったようなもんだ」
「ふふっ、それならちょっと、嬉しい」
柚葵が明るくそう言ってくれるから、ずいぶん心が救われた。
結局は気の持ちようだよね。
大吉引いた年だって特にいいことがあったわけでもないし、あまり気にしないようにしよう。