俺様同期の執着愛
そういえば今は何時なんだろう?
まったく気にしていなかったけど、3時間経ったよね。
私は柚葵にぴったりくっついたまま訊ねた。
「時間、大丈夫?」
「延長すりゃいいじゃん。てか、もう宿泊料金だけどな」
「え? そんなにいたの?」
「もう6時」
窓がないから今が夜なのか朝なのかぜんぜんわかんない。まるで私たちだけ時間が止まっているみたいに感じられる。
私たちは抱き合ったままじっとしている。
「あ、あの……いつまでこうしているの?」
「んー、俺が満足するまで」
「どういうことよ。私の意見は?」
「帰りたい?」
「えっと……」
正直まだ帰りたくない。狭いアパートに帰宅してひとりきりになったら、私はきっとまた鬱々としてしまうだろうから。
「もう少し、いる」
そう答えると、柚葵は私の髪を撫でた。その撫で方があまりに優しくて、きっと傷心の私を慰めてくれているんだなあって思った。
そういえば彼は行為のときもすごく優しかった。繊細なものに触れるように大事に扱ってくれた。
恭一さんとはまったく違ったのだ。だから、私は痛みを感じるどころか、心地いい感覚しかなくて、付き合ってもいないのに柚葵に溺れてしまった。
割り切った関係だから、これでいいのかな?
まったく気にしていなかったけど、3時間経ったよね。
私は柚葵にぴったりくっついたまま訊ねた。
「時間、大丈夫?」
「延長すりゃいいじゃん。てか、もう宿泊料金だけどな」
「え? そんなにいたの?」
「もう6時」
窓がないから今が夜なのか朝なのかぜんぜんわかんない。まるで私たちだけ時間が止まっているみたいに感じられる。
私たちは抱き合ったままじっとしている。
「あ、あの……いつまでこうしているの?」
「んー、俺が満足するまで」
「どういうことよ。私の意見は?」
「帰りたい?」
「えっと……」
正直まだ帰りたくない。狭いアパートに帰宅してひとりきりになったら、私はきっとまた鬱々としてしまうだろうから。
「もう少し、いる」
そう答えると、柚葵は私の髪を撫でた。その撫で方があまりに優しくて、きっと傷心の私を慰めてくれているんだなあって思った。
そういえば彼は行為のときもすごく優しかった。繊細なものに触れるように大事に扱ってくれた。
恭一さんとはまったく違ったのだ。だから、私は痛みを感じるどころか、心地いい感覚しかなくて、付き合ってもいないのに柚葵に溺れてしまった。
割り切った関係だから、これでいいのかな?