俺様同期の執着愛
フードコートからかなり離れた3階テラスにあるイタリアンの店の前で、衝撃的なことが起こった。別れた彼女未空さんが友だちと店の前で順番待ちをしていたのだ。その後ろに並ぼうとしたときに気づいて、俺はとっさに顔を背けた。
すると綾芽が不思議そうに声をかけてきた。
「柚葵? どうしたの?」
「い、や……何も」
「今日の柚葵変だよ。ぼーっとすること多いし」
頼むから俺の名前を連呼するなよー。
「俺、ちょっとトイレ……」
「あれ? 柚くん」
バレたー。終わったー。ええい、こなりゃヤケだ。堂々としよう。
「ミクサン、オヒサシブリデス」
機械のように単調な声が出た。
未空さんは目を丸くしたあと、首を少し傾けて上目遣いで見上げてきた。
「柚くん、もしかしてデート?」
「いや、同僚と……」
「ふうん。同僚ねぇ」
未空さんは俺から顔をそらして綾芽をじっと見つめた。彼女の悪い癖だ。俺といる女を見るとまるで品定めでもするかのようにじろじろ見る。
マジ申し訳ない。綾芽が嫌な思いをしなければいいが……。
すると綾芽が不思議そうに声をかけてきた。
「柚葵? どうしたの?」
「い、や……何も」
「今日の柚葵変だよ。ぼーっとすること多いし」
頼むから俺の名前を連呼するなよー。
「俺、ちょっとトイレ……」
「あれ? 柚くん」
バレたー。終わったー。ええい、こなりゃヤケだ。堂々としよう。
「ミクサン、オヒサシブリデス」
機械のように単調な声が出た。
未空さんは目を丸くしたあと、首を少し傾けて上目遣いで見上げてきた。
「柚くん、もしかしてデート?」
「いや、同僚と……」
「ふうん。同僚ねぇ」
未空さんは俺から顔をそらして綾芽をじっと見つめた。彼女の悪い癖だ。俺といる女を見るとまるで品定めでもするかのようにじろじろ見る。
マジ申し訳ない。綾芽が嫌な思いをしなければいいが……。