好きって言ってよ ~先輩、溺愛しすぎですっ~
~小糸~
風里先輩が綾乃さんと会ってた…。
あたしの知らないところで。
それをあたしに教えてくれなかったの…。
先輩のことを信じていただけにあまりにもそれは苦しくて。
先輩に怒りと悲しみをぶちまけた。
先輩はひたすら謝って、あたしを抱きしめて。
なんかその姿見てたらだんだん可哀想になってきた…。
先輩だって隠したくて隠したんじゃないと思う。
多分あたしのことを思ってくれてた。
だってあたし自身、知りたくないって思ってたもん…。
「もう…いいです」
「小糸ちゃん…」
「あたしも怒りすぎました…」
「いや…本当にごめん…」
ずっとしょぼくれたような先輩。
やっぱり可哀想だと思うあたしは先輩に甘いのかな…。
でも許すことにした…。
先輩のこと、あたしが一番に理解してるはずだもん…。
「でも抱きしめられたことはもう一回謝ってください…」
「ごめんなさい…」
「じゃあ…もういいです…」
「ありがとう…ごめんね…」
こうして、一応仲直りしたあたしたち。
でもあたしのモヤモヤは消えない…。
いつも通りの、『いってらっしゃい!』『小糸ちゃんも頑張ってね』という朝のやり取り。
あたしがいない間にまた綾乃さんと会ってるんじゃないかという疑惑がぬぐえない…。
あんなにあたしが怒ったから、また会ってもあたしに言わないんじゃないかな?とか。
別に都度報告してって言うわけじゃないけど。
そこまで束縛するつもりはない。
つもりはないけど、やっぱりどうしても気になっちゃうよ…。
風里先輩が綾乃さんと会ってた…。
あたしの知らないところで。
それをあたしに教えてくれなかったの…。
先輩のことを信じていただけにあまりにもそれは苦しくて。
先輩に怒りと悲しみをぶちまけた。
先輩はひたすら謝って、あたしを抱きしめて。
なんかその姿見てたらだんだん可哀想になってきた…。
先輩だって隠したくて隠したんじゃないと思う。
多分あたしのことを思ってくれてた。
だってあたし自身、知りたくないって思ってたもん…。
「もう…いいです」
「小糸ちゃん…」
「あたしも怒りすぎました…」
「いや…本当にごめん…」
ずっとしょぼくれたような先輩。
やっぱり可哀想だと思うあたしは先輩に甘いのかな…。
でも許すことにした…。
先輩のこと、あたしが一番に理解してるはずだもん…。
「でも抱きしめられたことはもう一回謝ってください…」
「ごめんなさい…」
「じゃあ…もういいです…」
「ありがとう…ごめんね…」
こうして、一応仲直りしたあたしたち。
でもあたしのモヤモヤは消えない…。
いつも通りの、『いってらっしゃい!』『小糸ちゃんも頑張ってね』という朝のやり取り。
あたしがいない間にまた綾乃さんと会ってるんじゃないかという疑惑がぬぐえない…。
あんなにあたしが怒ったから、また会ってもあたしに言わないんじゃないかな?とか。
別に都度報告してって言うわけじゃないけど。
そこまで束縛するつもりはない。
つもりはないけど、やっぱりどうしても気になっちゃうよ…。