雨はまだ降り続いている…〜秘密の契約結婚〜
時間があるようで、意外と夕方は時間がない。料理をしているとあっという間に時間が過ぎていく。
慌てて料理を仕上げて、今度はお風呂を沸かすために浴室へ。
先にお風呂のお湯を抜いておいたので、お湯を抜く手間は省けた。
今からスポンジに泡をつけて、浴槽の汚れを取り、綺麗に洗っていく。
それが終わったら浴室の床や壁の汚れも取っていく。

浴槽と浴室の掃除を終えたら、お風呂のお湯を沸かすためにちゃんと浴槽の栓に蓋をした。じゃないとお湯が貯まらないから。
栓に蓋をしたらお湯を沸かしてくれる機械があるので、機械のボタンを押す。
あとは勝手に機械がやってくれるので、お湯が貯まるまで放置。
浴室を出た後、床が濡れないように先にバスマットを敷いておいた。一緒にバスタオルも出しておく。

お風呂の準備が整ったので、今度は洗濯物を畳むことに。
サンルームに干してある洗濯物を取り込み、リビングまで運ぶ。
洗濯物をハンガーやピンチハンガーから取り外し、床に置いていく。
全て外し終えたら、シワが出ないように丁寧に洗濯物を畳んでいく。
せっかく洗濯を干したばかりなのに、干したばかりの洗濯物にシワができたら最悪だ。
そうならないように丁寧に洗濯物を畳んでいくが、動かす手は早く。一秒でも時間を無駄にしないように。
二人分の洗濯物なので、あっという間に畳み終えてしまう。

畳み終えた洗濯物はすぐにしまう。
まずは悠翔さんの洗濯物から。
そっと悠翔さんの部屋のドアを開け、ササッとしまってすぐに退室。
そしてそのまま自室へと向かい、自分の洗濯物をしまう。
次にタオル類をしまうためにサニタリールームへと向かい、タオルをしまう。
これで洗濯物は全てしまい終えたので、リビングへと戻る。

一通り家事を終えたので、一旦休憩することにした。
休憩のお供に喉が渇いたので、冷蔵庫から麦茶を取り出し、コップに麦茶を注ぐ。
注ぎ終えた麦茶が入ったコップを手に取り、リビングのダイニングテーブルの椅子に腰掛ける。

エプロンのポケットからスマホを取り出し、時間を確認する。
最近、悠翔さんの帰りが早くなったので、もうすぐ帰ってくる時間だ。
お風呂を沸かしておいて良かった。仕事で疲れて帰ってきた悠翔さんに温かいお風呂に入ってもらえる。
私の仕事は悠翔さんに快適に過ごしてもらうことだ。それが私の喜びでもある。
早く帰ってきてほしいな。悠翔さんに会いたい。悠翔さんへの想いが溢れ出しそうになる。

でもこの想いがバレるわけにはいかない。バレたらこの生活が終わってしまう。
密かに悠翔さんを好きでいることだけは許してほしい。それ以上は望まない。悠翔さんの傍に居られればそれだけでいい。
でも一つだけ願うとしたら、悠翔さんに好きな人ができないでほしい。ずっと悠翔さんの傍に居たいから。
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