救う気ゼロの大魔法使いは私だけに夢中。~「迎えに来るのが遅くなってごめんね」と助けてくれた見知らぬ美形に話を合わせてみたら~
「サブリナは大魔法使いにはなれないよ……彼らは生まれた時から常に、魔物に狙われることになるからね」
パックはルーファスの過去を知ってか知らずか、肩を竦めてそう言った。
(私がもし大魔法使いと呼ばれるまでに魔力が強かったら、もう既に殺されてしまっているわね……そこを奇跡的に生き残ることが出来れば、ルーファスのように大魔法使いと呼ばれる存在になることが出来る……という事よね)
「それは……知っているわ」
羽根を羽ばたかせて飛行したパックは、眠っているルーファスの額に手を押し当てて、何かを探っているかのようだ。
(早くルーファスと話したい……幼い姿でダミアンと偽名を名乗ってまで私と一緒に居たことは驚いたけれど、私があんな風に泣いて仕舞えば傍に居づらいと思われて当然だわ。それに……誰と私を勘違いしていたのかも聞きたい)
サブリナは一度ルーファスという存在から離れて、落ち着いて考えてみれば『ルーファスが恋人と呼んで居る存在は誰か』という事が一番に気になっていた。
パックはルーファスの過去を知ってか知らずか、肩を竦めてそう言った。
(私がもし大魔法使いと呼ばれるまでに魔力が強かったら、もう既に殺されてしまっているわね……そこを奇跡的に生き残ることが出来れば、ルーファスのように大魔法使いと呼ばれる存在になることが出来る……という事よね)
「それは……知っているわ」
羽根を羽ばたかせて飛行したパックは、眠っているルーファスの額に手を押し当てて、何かを探っているかのようだ。
(早くルーファスと話したい……幼い姿でダミアンと偽名を名乗ってまで私と一緒に居たことは驚いたけれど、私があんな風に泣いて仕舞えば傍に居づらいと思われて当然だわ。それに……誰と私を勘違いしていたのかも聞きたい)
サブリナは一度ルーファスという存在から離れて、落ち着いて考えてみれば『ルーファスが恋人と呼んで居る存在は誰か』という事が一番に気になっていた。