救う気ゼロの大魔法使いは私だけに夢中。~「迎えに来るのが遅くなってごめんね」と助けてくれた見知らぬ美形に話を合わせてみたら~
(ルーファス。貴方が救ってくれようとしたように、私も貴方を守ろうと思うわ……)
けれど、サブリナの耳に聞こえて来たのは、予想外の人の声だった。
「サブリナ」
まさかを思って瞼を開ければ、そこには倒されてしまった魔物の残骸だった。悲鳴すらもあげる間もないほどに、切り刻まれてしまっていたのだ。
圧倒的な威力のある何かに、殺されてしまっていた。
「……ルーファス?」
「サブリナが居ないのなら、アシエード王国など救わない」
ルーファスはサブリナの身体を背後からぎゅっと抱きしめて、驚いていた彼女の目の前には小妖精パックが腰に両手を当てて現れた。
「サブリナ! 君は人の話を聞かないんだね! サブリナは強い魔力を持っていて、唇へのキスは魔力受け渡しに一番良い方法なんだよ。それを僕の力で増幅させたから、目覚めることが出来たんだ」
「私に、魔力があったの?」
サブリナは魔力があるなど言われたこともないし、調べたこともない。けれど、覚悟を決めたあの時のキスで、ルーファスが目覚めることが出来たのは確からしい。
けれど、サブリナの耳に聞こえて来たのは、予想外の人の声だった。
「サブリナ」
まさかを思って瞼を開ければ、そこには倒されてしまった魔物の残骸だった。悲鳴すらもあげる間もないほどに、切り刻まれてしまっていたのだ。
圧倒的な威力のある何かに、殺されてしまっていた。
「……ルーファス?」
「サブリナが居ないのなら、アシエード王国など救わない」
ルーファスはサブリナの身体を背後からぎゅっと抱きしめて、驚いていた彼女の目の前には小妖精パックが腰に両手を当てて現れた。
「サブリナ! 君は人の話を聞かないんだね! サブリナは強い魔力を持っていて、唇へのキスは魔力受け渡しに一番良い方法なんだよ。それを僕の力で増幅させたから、目覚めることが出来たんだ」
「私に、魔力があったの?」
サブリナは魔力があるなど言われたこともないし、調べたこともない。けれど、覚悟を決めたあの時のキスで、ルーファスが目覚めることが出来たのは確からしい。