救う気ゼロの大魔法使いは私だけに夢中。~「迎えに来るのが遅くなってごめんね」と助けてくれた見知らぬ美形に話を合わせてみたら~
サブリナはそろそろ帰ろうとルーファスに促されて、バートレット公爵邸の馬車停めへと向かった。
時間は夜半過ぎで、まだまだ舞踏会は明け方まで続くのだろうが、サブリナのように年若い貴族令嬢たちはそろそろ帰る時間であった。
ルーファスはそれを当然の事のように知っていて言ってきたのだから、おそらく貴族であったり、それに近い身分を持っていた事は間違いないだろうとサブリナは内心思った。
馬車にサブリナが隣合って座っても、ルーファスの所作は優雅で余裕がある。それをすべて流れるように行えるのだから、過去にそうしたことを何度もこなしたことがあるのだろうと考えられた。
(とは言っても、何も……そう何も、聞けないけれど……ルーファスが誰かと私を間違えている事すらも、確認出来ないのよ。彼の過去のような、深い話を聞くことなんて……)
それに、ルーファスと二人で居るところを睨んでいたコードウェル公爵についても気になっていた。
コードウェル公爵は温厚な人物だとこれまでサブリナは思って居たが、もしかしたら、父と何かあってサブリナを嫌うようになってしまったのかもしれない。
時間は夜半過ぎで、まだまだ舞踏会は明け方まで続くのだろうが、サブリナのように年若い貴族令嬢たちはそろそろ帰る時間であった。
ルーファスはそれを当然の事のように知っていて言ってきたのだから、おそらく貴族であったり、それに近い身分を持っていた事は間違いないだろうとサブリナは内心思った。
馬車にサブリナが隣合って座っても、ルーファスの所作は優雅で余裕がある。それをすべて流れるように行えるのだから、過去にそうしたことを何度もこなしたことがあるのだろうと考えられた。
(とは言っても、何も……そう何も、聞けないけれど……ルーファスが誰かと私を間違えている事すらも、確認出来ないのよ。彼の過去のような、深い話を聞くことなんて……)
それに、ルーファスと二人で居るところを睨んでいたコードウェル公爵についても気になっていた。
コードウェル公爵は温厚な人物だとこれまでサブリナは思って居たが、もしかしたら、父と何かあってサブリナを嫌うようになってしまったのかもしれない。