救う気ゼロの大魔法使いは私だけに夢中。~「迎えに来るのが遅くなってごめんね」と助けてくれた見知らぬ美形に話を合わせてみたら~
まさかそんな場所に小妖精が居るとは思って居ずに、驚きのあまり動きが固まってしまっていたサブリナは、手に持っていた日傘を慌てて閉じて、大きな蜘蛛の巣を突いた。
「そうそう。そこから……ここを、外してくれる?」
小妖精の誘導に従い、少しずつ木の枝に引っかかる蜘蛛の糸を外すと、ぷらんとぶら下がって未だ糸に絡まる小妖精の身体がサブリナの目の前に来た。
「こっ……こんにちは」
ここでじっと見つめ合い、何と言うべきか困ったサブリナは、とにかく挨拶をした。
「あのね……見てわからない? 僕は命の危機で、悠長に挨拶している場合でもないって、見てわかるでしょ!」
小さな男の子の姿をした小妖精はそう言ってむくれ、サブリナは彼の小さな身体を両手で包んで座り込むと、丁寧に蜘蛛の糸を解いていった。
そして、手足が自由になり背中に生えた四枚羽で、小妖精はくるくると円を描いて飛んだ。
「そうそう。そこから……ここを、外してくれる?」
小妖精の誘導に従い、少しずつ木の枝に引っかかる蜘蛛の糸を外すと、ぷらんとぶら下がって未だ糸に絡まる小妖精の身体がサブリナの目の前に来た。
「こっ……こんにちは」
ここでじっと見つめ合い、何と言うべきか困ったサブリナは、とにかく挨拶をした。
「あのね……見てわからない? 僕は命の危機で、悠長に挨拶している場合でもないって、見てわかるでしょ!」
小さな男の子の姿をした小妖精はそう言ってむくれ、サブリナは彼の小さな身体を両手で包んで座り込むと、丁寧に蜘蛛の糸を解いていった。
そして、手足が自由になり背中に生えた四枚羽で、小妖精はくるくると円を描いて飛んだ。