リアル・アクション・アプリ
☆☆☆
翌日通知が届いたのは給食を食べようとしたときだった。
すでにみんなの机の上には給食が用意されていて、おいしそうな焼き魚の匂いが漂っている。
私のお腹もグゥと悲鳴を上げたところだった。
スカートの中でスマホが震えたのを感じて私は横の席の知里へ視線を向けた。
知里もこちらを見て困った顔をしている。
すぐに通知を確認したいけれど、今は先生が教室内にいるから無理だ。
だけど、昼ご飯が終わるまで通知確認ができなければ制限時間がなくなってしまうかもしれない。
どうしようか悩んでいたとき、昇が席を立った。
「俺先にトイレ行ってくる」
誰にともなくそう声をかけて教室を出ていく。
「私も~」
続けて美穂も教室を出た。
私と知里は目配せしてなにも言わずそっと席を立った。
みんなもう給食を食べ始めているから、こちらを気にする様子はない。
廊下へ出ると昇と美穂がスマホ画面を確認していた。
「やっぱり【R‐リアル】からの通知だったよ」
美穂にそう言われて自分のスマホを確認すると【1時間以内にフラウンド一周】と書かれている。
翌日通知が届いたのは給食を食べようとしたときだった。
すでにみんなの机の上には給食が用意されていて、おいしそうな焼き魚の匂いが漂っている。
私のお腹もグゥと悲鳴を上げたところだった。
スカートの中でスマホが震えたのを感じて私は横の席の知里へ視線を向けた。
知里もこちらを見て困った顔をしている。
すぐに通知を確認したいけれど、今は先生が教室内にいるから無理だ。
だけど、昼ご飯が終わるまで通知確認ができなければ制限時間がなくなってしまうかもしれない。
どうしようか悩んでいたとき、昇が席を立った。
「俺先にトイレ行ってくる」
誰にともなくそう声をかけて教室を出ていく。
「私も~」
続けて美穂も教室を出た。
私と知里は目配せしてなにも言わずそっと席を立った。
みんなもう給食を食べ始めているから、こちらを気にする様子はない。
廊下へ出ると昇と美穂がスマホ画面を確認していた。
「やっぱり【R‐リアル】からの通知だったよ」
美穂にそう言われて自分のスマホを確認すると【1時間以内にフラウンド一周】と書かれている。