リアル・アクション・アプリ
「そうだ昇、私のスマホに電話してみてよ」
ふと思いついてそう言った。
スマホを取り上げられても電源まで落とされたとは限らない。
もしかしたら充電がなくなっているかもしれないけれど、少ない可能性にかけた。
「わかった」
昇がすぐにポケットからスマホを取り出して操作する。
そして数秒後、クローゼットの下の段からスマホの着信音が聞こえてきたのだ。
かがみ込んで確認してみると、夏服が保管されている透明ケースの中から聞こえてきているみたいだ。
「昇、そのまま電話しててね」
透明ケースを引っ張り出して蓋を開けると、着信音は急にクリアになる。
この中で間違いさなそうだ。
お母さんの夏服の中に手を突っ込んで探ってみると、つるりとした感触が指先にあった。
それを掴んで引っ張り出す。
「あった!!」
こんなところに隠していたなんて、よほど私に見つかりたくなかったんだろう。
そう思うと少しだけ申し訳ない気持ちになるけれど、そんなことを考えている暇はない。
スマホ画面を確認すると電池残量が半分以下になっている。
ふと思いついてそう言った。
スマホを取り上げられても電源まで落とされたとは限らない。
もしかしたら充電がなくなっているかもしれないけれど、少ない可能性にかけた。
「わかった」
昇がすぐにポケットからスマホを取り出して操作する。
そして数秒後、クローゼットの下の段からスマホの着信音が聞こえてきたのだ。
かがみ込んで確認してみると、夏服が保管されている透明ケースの中から聞こえてきているみたいだ。
「昇、そのまま電話しててね」
透明ケースを引っ張り出して蓋を開けると、着信音は急にクリアになる。
この中で間違いさなそうだ。
お母さんの夏服の中に手を突っ込んで探ってみると、つるりとした感触が指先にあった。
それを掴んで引っ張り出す。
「あった!!」
こんなところに隠していたなんて、よほど私に見つかりたくなかったんだろう。
そう思うと少しだけ申し訳ない気持ちになるけれど、そんなことを考えている暇はない。
スマホ画面を確認すると電池残量が半分以下になっている。