神殺しのクロノスタシス7〜前編〜
11章
side羽久
――――――…こちらは、ルーデュニア聖王国イーニシュフェルト魔導学院。
令月、すぐり、そしてナジュの3人がいなくなった、この学院で。
さすがに、俺もここしばらく、元気がなかった。
一応、ちゃんと授業はやってたけど。
自分でも、精彩を欠いているのが自覚出来た。
俺でさえそうなんだから、目の前でナジュを連れ去られた天音は、言うまでもなかった。
幸い、例の麻痺毒はすぐに身体から抜けて、傷も翌日には良くなった。
だけど、天音の意気消沈ぶりは、まるで人が変わったかのよう。
それを見た生徒達が心配して、保健室に行って天音を励ましたり慰めたりしてたとか。何とか。
あっぱれ、イレースだけは、普段とまったく変わりない様子だった。
…で、シルナはというと。
シルナもシルナで、しばらくは落ち込んでいたんだけど…。
「…いつまでもこんなことじゃ駄目だ!」
「はっ?」
さっきまで、ぼーっと頬杖ついて、麦チョコを摘んでいたシルナが。
突然、机をバンと叩いて立ち上がった。
…めちゃくちゃびっくりしたんだけど。いきなりデカい声出すなよ。
心臓に悪いだろ。
令月、すぐり、そしてナジュの3人がいなくなった、この学院で。
さすがに、俺もここしばらく、元気がなかった。
一応、ちゃんと授業はやってたけど。
自分でも、精彩を欠いているのが自覚出来た。
俺でさえそうなんだから、目の前でナジュを連れ去られた天音は、言うまでもなかった。
幸い、例の麻痺毒はすぐに身体から抜けて、傷も翌日には良くなった。
だけど、天音の意気消沈ぶりは、まるで人が変わったかのよう。
それを見た生徒達が心配して、保健室に行って天音を励ましたり慰めたりしてたとか。何とか。
あっぱれ、イレースだけは、普段とまったく変わりない様子だった。
…で、シルナはというと。
シルナもシルナで、しばらくは落ち込んでいたんだけど…。
「…いつまでもこんなことじゃ駄目だ!」
「はっ?」
さっきまで、ぼーっと頬杖ついて、麦チョコを摘んでいたシルナが。
突然、机をバンと叩いて立ち上がった。
…めちゃくちゃびっくりしたんだけど。いきなりデカい声出すなよ。
心臓に悪いだろ。