泣ける程に愛してる。
そして、わたしたちは結婚指輪を購入をしたあと、啓人の飲み会の時間まで少し余裕があった為、近くのイタリアレストランに入った。
テーブル席につくと、啓人は「さて、こんなところで申し訳ないけど。」と言いつつ、さっき購入した結婚指輪が入った箱を取り出した。
箱を開くと、わたしの方の指輪にしかついていないダイヤが輝きを放っていた。
「咲、左手。つけてあげる。」
そう言って、啓人はわたしに向かって手を差し伸べる。
わたしは啓人のその手に自分の手を乗せると、啓人は薬指に結婚指輪をはめる。
そして、嬉しそうに頷きながら「うん、やっぱりそれ咲に似合ってる!」と言った。
「じゃあ、次。俺には、咲が指輪はめて?」
「わ、わたし?」
「うん、挙式とかで指輪交換するだろ?」
わたしは箱の中から、啓人の方の指輪をそっと取り出すと、啓人が差し出す左手の薬指にゆっくりとはめていった。
すると、啓人は自分の左手を眺め「おぉ〜!これで俺たち夫婦に見えるかなぁ?」と嬉しそうに言った。
そんな嬉しそうな啓人の表情を見て、わたしまで恥ずかしながらも嬉しくなってくる。
「啓人、ありがとう。こんな高価な指輪、買ってくれて。」
「いや、逆にごめん。俺が勝手に決めちゃった感じだからさ。」
「ううん、そんなことないよ。わたしもこの指輪、可愛いと思ったし、、、大切にするね。」
わたしがそう言うと、啓人は微笑み、「咲が喜んでくれてるなら、俺はだけで嬉しいよ!」と言い、わたしの左手を見ては「うん、似合ってる!」「可愛い!」と何度も言っていた。
その後、啓人は「気を付けて帰れよ!」と言い、飲み会へと向かって行った。