泣ける程に愛してる。

わたしは帰宅すると、テレビもつけず、静かなリビングで一人カップラーメンをすすっていた。

何だか、独身に戻ったような気分。

でも、そのうちまたこんな生活に戻るんだよね。

それからわたしはお風呂を沸かし、ゆっくりと湯船に浸かった。

「はぁ、、、。」

なぜか自然と溜め息が出る。

気分転換してサッパリするつもりでお風呂を沸かしたのに、どうしても啓人のことを考えてしまう。

今頃、啓人は本城さんと二人きりで、、、

って、何考えてるんだろ!

啓人が何してたって、わたしには関係ない!

「はぁ、、、。」

でも、、、何か寂しいなぁ。

寂しさには慣れてきたはずなのに、わたしはいつからこんな寂しがりやになってしまったんだろう。

啓人の優しさに甘え過ぎてたんだなぁ、、、

そう思いながら、わたしはシャワーを出して、頭からシャワーを浴びて、わたしの中にある嫉妬や寂しさを洗い流そうとした。

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