泣ける程に愛してる。

クリスマスが終わると会社自体の年末年始のお休みに入り、啓人とわたしは特に正月らしいことはせず、大晦日にはしゃぶしゃぶをして、缶ビールとノンアルの缶チューハイで乾杯をした。

それから二人でソファーに並んで座り、お笑い番組を見て笑い、音楽番組のカウントダウンを見ながら、一緒に年を越した。

「明けましておめでとうございます。」
「明けましておめでとうございます。」
「今年も宜しくな。」
「うん、宜しくね。」
「あと3ヵ月もないけど、、、それまでは、夫婦としてもよろしく。」
「、、、うん、宜しくね。」

あと、3ヵ月もない、、、

そう考えると寂しくなった。

ダメだ、年明けから暗くなってちゃダメだ!

「啓人、年越しそば食べよ!」

わたしはそう言って、蕎麦を茹で始めた。

時間って、こんなに経つのが早かったっけ。

去年、突然啓人と契約結婚することになって、もうすぐ一年、、、

今までで一番時の流れを早く感じた。

それだけ、啓人と過ごす時間が充実していたのかもしれない。

あともうすぐで、前の日常に戻るんだ、、、

ただ戻るだけなのに、何でこんなに寂しくて、悲しいんだろう。

時間が止まればいいのになぁ、、、

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