地味子の私が天才アイドルたちに溺愛されまくりです！？①

天使との日々【side陸斗】

「着替えてくるから待ってろ」

早くしねぇと雷のせいでななが悲しむそう思ったとき

ピカンッピカンッ

今までで最大の雷がなった

「なんでこんなときにっ」

俺は一瞬で着替えてななの部屋に行った

「ななっ！」

「陸斗しゃん」

し、しゃん！？も、もう怖すぎて

理性失ってんじゃねぇか

「大丈夫か？」

涙が出ている…………俺はななの涙を拭った

「ご、ごめんなさっ」

「謝んな」

ああなんで俺はこんなときに

こんな口調をしてしまうんだろう

「一緒に居てやるから泣くな」

とりあえずななが泣いているところは見たくなかった

「一緒に寝てくれますかぁ？」

な、なんだこんなに可愛い生物が存在していていいのか？

「ヴッ…………あ、ああななが願うならな」

「嬉しいですっ」

ああああ、俺の心臓が破裂しそう…………もう無理かも

「他の男の前ではそんな顔するなよ」

「？わかりましたっ」

意味は分かってなさそうだな

…………まぁ今は分かってなくていいか

ピカピカンッ

２連続でなったな

「ふえっ」

こ、声かわいっって違う違う

一旦ななが心配しない場所に行かせなくちゃ

「ちょっと持ち上げるぞ、どっか掴んでろ」

ん、ななかるっ何も食べてねぇのか？

とりあえず今はベットまで行かないとだな

「じゃあ早く寝ろよ」

多分ななは俺がいたら眠れないだろう

…………そういえばここななの部屋だったな

「ま、待ってくださいっ」

ちょこんと俺の服の裾を摘まんだ