相思相愛・夫婦の日常~ひか♡ちな編~
〜光琉 side〜


夢の中で………優しい手の感触がする。

優しくて、温かくて安心する感触。

「………ひかくん…」
柔らかな声も聞こえてきた。

俺のことを“ひかくん”と呼ぶ人は、一人しかいない。

パチッと、目を開けると………

「あ!起きた!ひかくん、おはよう!おかえりなさい!」

愛しいちなちゃんが、俺の腕の中で見上げていた。

「ちなちゃん!
ただいま!」

「フフ…やっと会えた〜!」

「うん!」

「たった1日だけど……
淋しかったよぉー」
俺に抱きつき、グリグリと擦り寄せてきた。

「うん、俺も…」

そしてちなちゃんが、見上げて目を瞑る。

フフ…
これは、キスだね。

可愛いなぁ…

思わず見惚れていると、また目が開いて「しないの?」と聞いてきた。

いやいや…その上目遣い、狙ってるの?

はぁ…ほんと…なんでこんな、可愛いの……?

すると我慢出来なかったのか、ちなちゃんは頬を膨らませ俺の頬を包み込んだ。
そして、口唇を押し付けるようにキスしてきた。

ちなちゃんは、わかっていない。

こんなことされたら、俺の理性なんて簡単に壊れるのに……

俺は、離そうとするちなちゃんの口唇を追いかけるように塞いだ。
貪って、頬や首にキスを落とす。

「ちょっ…/////ひかく…だめ…だよ…」

「これ…母さんのだよね?」
ちなちゃんが着ている母さんのナイトウェアを剥ぐように上げた。
ちなちゃんの柔らかい肌に吸い付く。

「や、やだ…//////」

「あれ?下着も?
ちなちゃん、こんなの持ってないはず…」

「里海ママがくれたの。
もちろん、新しいやつだけど」

「ふーん…
全部、脱ごうね!」

例え母さんの物でも、俺の知らない物を身につけてるの腹が立つ。

「え?ちょっと待って!」

「え?なんで待つ必要あるの?」

「す、スるの?」

「スるの」

「ダメだよ!」

「ダメじゃないよ」

「こんなところで…」

「え?このベッドで何度も抱き合ってきたでしょ?」

「翔琉パパと里海ママがいるんだよ?」

「いてもいいじゃん!
俺達、夫婦だし」

「でもいつもは、二人がいない時だったでしょ?」

「たまたまだよ。
ねぇ…抱かせてよ」

ずっと我慢してたんだから…………

俺はひたすら、ちなちゃんを味わうように抱いた。
夕方まで出てこなかった俺達。

あとから、親父にこっぴどく叱られた。


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