相思相愛・夫婦の日常~ひか♡ちな編~
〜光琉 side〜


それから解散になり、俺はちなちゃんと手を繋いでマンションに帰っている。

「楽しかったね!」
ちなちゃんが俺を見上げて微笑んだ。

微笑み返しながら、俺は永幸への嫉妬で苦しんでいた。 


どうして、永幸なんかにオーダーメイドのプレゼントするの?
ちなちゃんは、俺だけのことを考えてればいいのに!  


こんな、どうしようもない嫉妬心で埋もれそうだ。

「ひかくん?」

「ん?なぁに?」
俺を見上げるちなちゃんに、微笑んだ。

「どうしたの?
体調悪い?」

「ううん!」
心配そうに見上げるちなちゃん。
安心させるように、首を横に振った。

すると、ちなちゃんが俺の前髪当たりを優しくさすってきた。
「え?え?ちなちゃん?」

「大丈夫だよ!
私が傍にいるからね!」

「え?え?」

なんだろ?
俺は目をパチパチさせた。

「ひかくん、悲しそうなんだもん!
だからね。
よしよししてるの!」

「あ…(笑)
そっか!
フフ…ありがとう!」 

「本当は、頭の上をよしよししたかったんだけど、背が足りない……」

「え?
…………フフ…!ハハハッ…!!」

シュンと落ち込むちなちゃんが、あまりにも可愛い。
俺はなんだか、とっても愛おしくて笑いが出た。

「あー!!
バカにしたー!!!
ひかくんが背が大きいのがいけないんだよ!!」

「フフ…うん、そうだね(笑)
ごめんね?」

「ま、まぁ…いいけど!」

「ねぇ、ちなちゃん」

「ん?」

「家に帰ったら、もっとよしよしして?」

「え?うん、いいよ!」

「俺は、ちなちゃんが傍にいてくれたらそれでいい!
何もいらない……!」

「なんか大袈裟だよ、それ(笑)」


いや、本気でそう思ってるよ?

親父も母さんも、雷武もリナさんも、幸生やナノさん…

それに、あいつ(永幸)だって!


俺に必要なのは、ちなちゃんだけ……!




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