上司と始める秘密の子作り契約?!~あなたのことを好きになってもいいですか~
 気持ち良かったなどという単純な気持ちでは言葉にできないほど、余韻がひどい。

 洗面所の大きな鏡の前でまだ火照る身体を落ち着けさせるようにあかりは息を整えていた。抱かれるたび気持ち良さが増す。

 不破の手に溺れる自分がいる。それがまた心地よくてどうしようもない。

 自分が今まで知っていたセックスはなんだったのか。初めてでもない、経験だってあるのに本当にそれはただの結果だった。

 不破とのセックスはあかりが知っていたものとは全然違う。

 快楽だけじゃない、余韻もひどいのだ。

 (したのに疼くとか……どうしよう、もう私変態みたい)

 完全に不破のセックスに染められて落ちている。

 メイクもほとんど落ちてアイメイクはなんとか残っている、そんな感じで直そうか迷ったが結局そのまま脱衣所を出た。

「すみませんでした」

 風呂から上がってバスローブを羽織ったあかりが髪をタオルで拭きながらそう言ってきたから不破が眉をひそめた。
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