上司と始める秘密の子作り契約?!~あなたのことを好きになってもいいですか~
 いきなり優しい口調にまた胸がキュンとする。言われるがまま不破の腰かけるベッド傍にまで寄ったら手を取られた。

「のぼせてない?」

「はい……」

 湯あたりはしていないが、濡れた不破には完全にのぼせ上った。湯上りの不破にだってのぼせそうだが。

「座って?」

 言われて素直に不破の横に腰かけようとお尻を向けたらその腰を掴まれて不破の腕が腹周りに回って抱きかかえられる。

「きゃっ!」

 ぐいっと引かれて声が出たと同時に不破の足の間に座らされる。抱っこされる状態で頬がまたのぼせたように赤くなった。

「い、樹さんっ!」

「髪の毛乾かそっか」

 いつのまに持ってきていたのか、不破の傍にはドライヤーがありニコッと微笑んだ不破はそのスイッチを押した。
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