上司と始める秘密の子作り契約?!~あなたのことを好きになってもいいですか~
医務室で話す声を扉の影から聞いている人物がいた。
最初は聞いてはいけないと思いつつも気になった、相手が少し気になる相手だったからだ。
”気になる”のはあまりいい印象ではない。自分にとって少し煙たい存在、そんなところだ。
先輩として慕いたい気持ちはある。実際よく気が付くし気配りも出来る優しい先輩だ。
聞けば丁寧に答えてくれるし分かりやすい。相手に合わせた教育をしているな、見ていてそれがわかる。だから周囲の人間もその先輩に親し気で好意的だ。
それなのにうまく距離感を保ってあまり深く絡もうとしない、どこか遠目で見つめている。その感じが本音はあまり好きではなかった。自分は馴れ合わない、みんなとは違うのだ、そんな上からな印象を持った。
今まで仕事をしてきた中であまりいなかったタイプで付き合いにくいな、もう少しプライベートを晒してくれたら仲良くやっていけるかもしれないのに……そんなことを思っていた時だ。
――余所見しないで。
指摘の仕方が気に入らないな、そう思った。
最初は聞いてはいけないと思いつつも気になった、相手が少し気になる相手だったからだ。
”気になる”のはあまりいい印象ではない。自分にとって少し煙たい存在、そんなところだ。
先輩として慕いたい気持ちはある。実際よく気が付くし気配りも出来る優しい先輩だ。
聞けば丁寧に答えてくれるし分かりやすい。相手に合わせた教育をしているな、見ていてそれがわかる。だから周囲の人間もその先輩に親し気で好意的だ。
それなのにうまく距離感を保ってあまり深く絡もうとしない、どこか遠目で見つめている。その感じが本音はあまり好きではなかった。自分は馴れ合わない、みんなとは違うのだ、そんな上からな印象を持った。
今まで仕事をしてきた中であまりいなかったタイプで付き合いにくいな、もう少しプライベートを晒してくれたら仲良くやっていけるかもしれないのに……そんなことを思っていた時だ。
――余所見しないで。
指摘の仕方が気に入らないな、そう思った。