上司と始める秘密の子作り契約?!~あなたのことを好きになってもいいですか~
しかたなくワインを口にしてみるが、味なんか全くわからない、気持ちがワインになど向いてくれない。一杯数千円するこんなお洒落なバーのスパークリングワイン、もっと味わって心から美味しいと感じて飲みたかった、あかりはそう思っていたが、気持ちは落ち着くどころか不破の端正な横顔を見ているだけで変に興奮して何をどう考えればいいのかわからなくなる。
――それよりもだ。
(なんか話がおかしなところへ向かっている気がするけど……ん?部長も子供が欲しいの?)
「あの」
「ん?」
紅茶色の瞳があかりを見つめる、その瞳に見返されてあかりはぐっと息を詰まらせたが勢いがあるうちに問いかけた。
「親権は私のモノですよ?!部長には渡せません!」
身を乗り出して言ってきたあかりの言葉に不破は目を丸くして一瞬の間の後に――笑った。
――それよりもだ。
(なんか話がおかしなところへ向かっている気がするけど……ん?部長も子供が欲しいの?)
「あの」
「ん?」
紅茶色の瞳があかりを見つめる、その瞳に見返されてあかりはぐっと息を詰まらせたが勢いがあるうちに問いかけた。
「親権は私のモノですよ?!部長には渡せません!」
身を乗り出して言ってきたあかりの言葉に不破は目を丸くして一瞬の間の後に――笑った。