【コミカライズ原作】上司と秘密の子作り契約始めます~あなたの子供を産んでもいいですか~
歳そこそこの女のワガママは可愛いとは言いにくいかもしれない。自分が男性にワガママを言う姿を想像してあかりはゾッとした。
(いや、待って。私のこれって不破さんにしたらとんでもないワガママじゃない?可愛いとはとても思えない重いワガママ……)
今さらのことなのにあかりは冷静に考えてしまう。
付き合っていたって重いと感じるワガママがあるのに、付き合いもなにもない、ただの上司と部下の関係、そこから子供を産みたいので精子を下さい、ぶっ飛んでいる。
「新藤はわかりやすいっすよね」
「――え?」
思わず本田を振り返った、それで驚いた。思っていたより本田の距離が近かったからだ。
「……前から思っててね。言おうと思いながら黙ってたんだけどね……近いよ」
「俺も分かりやすくないですかね?」
「……」
「今度二人で飯行きません?」
「……二人では、行かない」
「……チェッ」
どこまで本気で言っているのか。あかりは半ば呆れ気味にため息をこぼして拗ねた風な本田の肩を叩いた。
(いや、待って。私のこれって不破さんにしたらとんでもないワガママじゃない?可愛いとはとても思えない重いワガママ……)
今さらのことなのにあかりは冷静に考えてしまう。
付き合っていたって重いと感じるワガママがあるのに、付き合いもなにもない、ただの上司と部下の関係、そこから子供を産みたいので精子を下さい、ぶっ飛んでいる。
「新藤はわかりやすいっすよね」
「――え?」
思わず本田を振り返った、それで驚いた。思っていたより本田の距離が近かったからだ。
「……前から思っててね。言おうと思いながら黙ってたんだけどね……近いよ」
「俺も分かりやすくないですかね?」
「……」
「今度二人で飯行きません?」
「……二人では、行かない」
「……チェッ」
どこまで本気で言っているのか。あかりは半ば呆れ気味にため息をこぼして拗ねた風な本田の肩を叩いた。