Embrace ーエリート刑事の愛に抱かれてー

そう見下すような言葉を発する彼女に、小夜は言った。

「広之が殺されたあの日、あなたはあのマンションへ行ったんでしょ?」

「・・・・・・。」

「あなたのSNSには広之が写っていた。あなたは広之と付き合っていたのね?」

彼女は小夜を小馬鹿にしたように言った。

「それがなんですか?もうあんたには関係ないことですよね?」

小夜は静かに訴えた。

「広之を殺したのはあなたなのね?」

「・・・・・・。」

彼女は目を伏せ黙り込んだ。
< 136 / 163 >

この作品をシェア

pagetop