Embrace ーエリート刑事の愛に抱かれてー

「あんたは落合と付き合っていた。そのことはSNSの匂わせ写真で明らかになっている。落合の部屋の洗面所に置いてあった香水からも、あんたの指紋が検出された。あの日、何があったかのか正直に答えてくれ。」

「・・・何もないわよ。」

「あんたと落合が部屋にいる間に、吉沢玉穂という女子高生が訪ねてきたはずだ。違うか?」

「・・・・・・。」

「落合は吉沢玉穂を、あんたがいるにも関わらず部屋へ招き入れた。そのとき、あんたはどこにいた?」

「・・・・・・。」

「嫉妬したのか?吉沢玉穂に。落合はロリコンだったからな。」

その言葉に美緒は逆上し、怒りと興奮で、身体はガクガクと震えだした。

そして髪を振り乱し、机を激しく叩きだした。




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