Embrace ーエリート刑事の愛に抱かれてー

それから二日後――

「下条さん。お客さんだよ。」

店長の声に、小夜はとうとう来るべきものが来た、と鼓動が早くなった。

小夜が仕事からあがる直前に、ふたりの男が職場のファミレスに訪ねてきたのだ。

ひとりは細身で眼鏡をかけたひょろりとした男。

「お忙しい中、申し訳ありません。私、南池袋署の捜査一課で刑事をしている野間と申します。」

そしてもうひとりは――

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