Embrace ーエリート刑事の愛に抱かれてー
野間は眼鏡のふちを上げて、話を続けた。
「それは落合さんがあなたとの関係を一方的に切ったということですよね。あなたはそのことについてどう思われましたか?」
「それは・・・やっぱりショックでした。」
「それだけですか?」
「もちろん、話し合いたいと試みました。でもその手段は全て彼によって閉ざされました。」
「あなたはこう思ったんじゃないですか?落合さんに恨みを晴らしたいと・・・。」
「恨まなかったと言えば嘘になります。でも・・・今の私にはもう全て終わったことです。何も感じることはありません。」