true or false~銀縁眼鏡を外した敏腕弁護士は、清純秘書に惑溺する
ようやく電話の音が止まると、次は片桐さんの携帯が震え出す。
よっぽどの緊急だと、空いてる手で胸を押さえ唇を離し、チラッと画面を見ると、『冴子さん』の表示が・・・
「片桐さん・・・冴子さんからです」
「まだ、そんな余裕があるなんて・・・もしかして、三多さんで、免疫ついてる?」
「そ、そんなことありません!駅で会ったあの時・・・私の家に行く前だったので・・・まだ何も・・・」
「・・・今、嫉妬と安堵が混ざり合って、複雑な気持ちだよ。もう、手加減出来ない」
「あっ・・・んんっ・・・」
私の両手を取り、片桐さんの首に回して、私の頭と背中を手で支え引き寄せると、唇を割って舌を絡み取り、激しく貪った。
1度切れた電話は、また再び震えながら、鳴り続く。
でも・・・耳に入っても気にならないほどに、私の全神経が片桐さんに集中する・・・
頭が真っ白になるくらい続いたキスがようやく終り、唇が離れた。
「よく出来たね。続きは・・・このまま家に行こう」
「はい・・・」
高揚して頭がフワフワする。
夢うつつで片桐さんを見つめた。
「そんな目で見つめられると、辛いんだけど・・・これでも抑えるのが必死なんだ」
ギュッと抱きしめられ髪を撫でる手に、幸福感が沸き起こる。
「落ち着いた?」
「はい・・・大丈夫です」
机から下ろされて、もう一度キスをした後、帰る準備をして、片桐さんの家に向かった。
よっぽどの緊急だと、空いてる手で胸を押さえ唇を離し、チラッと画面を見ると、『冴子さん』の表示が・・・
「片桐さん・・・冴子さんからです」
「まだ、そんな余裕があるなんて・・・もしかして、三多さんで、免疫ついてる?」
「そ、そんなことありません!駅で会ったあの時・・・私の家に行く前だったので・・・まだ何も・・・」
「・・・今、嫉妬と安堵が混ざり合って、複雑な気持ちだよ。もう、手加減出来ない」
「あっ・・・んんっ・・・」
私の両手を取り、片桐さんの首に回して、私の頭と背中を手で支え引き寄せると、唇を割って舌を絡み取り、激しく貪った。
1度切れた電話は、また再び震えながら、鳴り続く。
でも・・・耳に入っても気にならないほどに、私の全神経が片桐さんに集中する・・・
頭が真っ白になるくらい続いたキスがようやく終り、唇が離れた。
「よく出来たね。続きは・・・このまま家に行こう」
「はい・・・」
高揚して頭がフワフワする。
夢うつつで片桐さんを見つめた。
「そんな目で見つめられると、辛いんだけど・・・これでも抑えるのが必死なんだ」
ギュッと抱きしめられ髪を撫でる手に、幸福感が沸き起こる。
「落ち着いた?」
「はい・・・大丈夫です」
机から下ろされて、もう一度キスをした後、帰る準備をして、片桐さんの家に向かった。