true or false~銀縁眼鏡を外した敏腕弁護士は、清純秘書に惑溺する
夕食を済ませ、一緒に買い物をしようと、ホームウェアや必要な物を買い揃えてもらった。
家に着き、先週1人で過ごした広い部屋に、今日は2人・・・
急にドキドキしてきた。
「シャワーを浴びておいで。その間に冴子さんに電話するよ。邪魔するなってメッセージ送ったのに、長文のメッセージ送って来たから」
呆れた様子でため息をつきながら、電話をし始めた。
「今、家なんだ。深澤さんと一緒だから、込み入った話は出来ないよ」
そう言った瞬間、片桐さんは電話を耳から遠ざけた。
「そんな大きな声で叫ぶと、耳が痛いだろ?だから、用件を手短に話してくれ。心海、シャワーを浴びておいで」
きっと電話の向こうで、冴子さんが用件とは別に、根掘り葉掘り聞いてるようで、
「驚くことはないだろ?恋人同士なんだから」
涼しげな顔で答えてた。
シャワーを浴びて戻って来ると、ソファに座り、真剣に話をしていた。
私に気がつくと、自分の隣をポンポンと叩いて、座るように合図した。
「もし、その気なら、飛ぶ鳥跡を濁さずでお願いするよ」
電話を切るとため息をついて、私の髪を撫でる。
「冴子さんが、事務所と揉めてね。あぁ見えても、人情派なところもあって、こまさんを尊敬していたんだよ。うちも忙しくなってきたし、他に行くなら、うちで引き取ろうかと思ってね」
「冴子さんが、うちに・・・ですか?」
千佳さんのことが勘違いで、片桐さんと本当の恋人同士になれて喜んでいるのに、また、心配ごとが増えちゃう・・・
「心配しなくても、本当に異性としての感情はない。あり得ないよ」
それでも、不安そうな顔をしてると、
「ちょっと待ってね」
携帯を持って、電話をし始めた。
「・・・・・・冴子さん、言い忘れたことがあったよ。これからは個人の携帯へは掛けないように。愛する人との大切な時間を邪魔されたくないからね。じゃあ」
いいたいことだけ言って、電話を切った。
「これでも心配なら・・・冴子さんの前で、今日みたいなキスをしようか?」
真剣な顔で話す片桐さんは、やりかねない。
「い、いえ!よく分かりましたから・・・」
「それなら良かった。シャワーを浴びてくるから。家の物は自由に触っていいからね」
今度、冴子さんに会ったら、質問攻めにあうのは、間違いない・・・
家に着き、先週1人で過ごした広い部屋に、今日は2人・・・
急にドキドキしてきた。
「シャワーを浴びておいで。その間に冴子さんに電話するよ。邪魔するなってメッセージ送ったのに、長文のメッセージ送って来たから」
呆れた様子でため息をつきながら、電話をし始めた。
「今、家なんだ。深澤さんと一緒だから、込み入った話は出来ないよ」
そう言った瞬間、片桐さんは電話を耳から遠ざけた。
「そんな大きな声で叫ぶと、耳が痛いだろ?だから、用件を手短に話してくれ。心海、シャワーを浴びておいで」
きっと電話の向こうで、冴子さんが用件とは別に、根掘り葉掘り聞いてるようで、
「驚くことはないだろ?恋人同士なんだから」
涼しげな顔で答えてた。
シャワーを浴びて戻って来ると、ソファに座り、真剣に話をしていた。
私に気がつくと、自分の隣をポンポンと叩いて、座るように合図した。
「もし、その気なら、飛ぶ鳥跡を濁さずでお願いするよ」
電話を切るとため息をついて、私の髪を撫でる。
「冴子さんが、事務所と揉めてね。あぁ見えても、人情派なところもあって、こまさんを尊敬していたんだよ。うちも忙しくなってきたし、他に行くなら、うちで引き取ろうかと思ってね」
「冴子さんが、うちに・・・ですか?」
千佳さんのことが勘違いで、片桐さんと本当の恋人同士になれて喜んでいるのに、また、心配ごとが増えちゃう・・・
「心配しなくても、本当に異性としての感情はない。あり得ないよ」
それでも、不安そうな顔をしてると、
「ちょっと待ってね」
携帯を持って、電話をし始めた。
「・・・・・・冴子さん、言い忘れたことがあったよ。これからは個人の携帯へは掛けないように。愛する人との大切な時間を邪魔されたくないからね。じゃあ」
いいたいことだけ言って、電話を切った。
「これでも心配なら・・・冴子さんの前で、今日みたいなキスをしようか?」
真剣な顔で話す片桐さんは、やりかねない。
「い、いえ!よく分かりましたから・・・」
「それなら良かった。シャワーを浴びてくるから。家の物は自由に触っていいからね」
今度、冴子さんに会ったら、質問攻めにあうのは、間違いない・・・