人間が苦手なクールな獣医師が恋をして一途に迫ってきます
休憩を早く終わらせて事務所に戻ってくると、まりえさんが珍しくにっこりとしながら近づいてきた。
「山井さんにお願いしたいことがあるの」
「何でしょうか?」
まだやることが山積みで、他に手持ち無沙汰にしてそうな人がたくさんいるのに私にまた仕事をお願いしてくる。
マイナスの感情で胸がいっぱいになったが我慢して話を聞くことにした。
「家の動物病院でブログとかSNSとかで宣伝しようという話になったんだけど。山井さんが若いから担当者に最適だと思って私が推薦させてもらったのよ。お願いしてもいいかしら」
「SNSはほとんどやったことがないので……」
「退院する元気なワンちゃんにインタビューさせてもらったり、病院のお知らせを書いたり、内容は自由だから。大丈夫だからやってくれるわよね?」
断ることができずに私は同意した。
「更新は最初のうちはたくさんしたほうがいいと思うから週に三回くらいはお願い」
「山井さんにお願いしたいことがあるの」
「何でしょうか?」
まだやることが山積みで、他に手持ち無沙汰にしてそうな人がたくさんいるのに私にまた仕事をお願いしてくる。
マイナスの感情で胸がいっぱいになったが我慢して話を聞くことにした。
「家の動物病院でブログとかSNSとかで宣伝しようという話になったんだけど。山井さんが若いから担当者に最適だと思って私が推薦させてもらったのよ。お願いしてもいいかしら」
「SNSはほとんどやったことがないので……」
「退院する元気なワンちゃんにインタビューさせてもらったり、病院のお知らせを書いたり、内容は自由だから。大丈夫だからやってくれるわよね?」
断ることができずに私は同意した。
「更新は最初のうちはたくさんしたほうがいいと思うから週に三回くらいはお願い」