人間が苦手なクールな獣医師が恋をして一途に迫ってきます
「あれ、名前で呼んでくれるんじゃなかったか?」
私は誰かにこんな会話をしていることが聞かれたら困ると慌てる。
「病院にいる時はお付き合いしていることが知らないほうがいいと思うので……」
「秘密にしたいタイプ?」
「そういうのではなくて……いろいろ考えて」
「なるほどね。了解」
納得してくれているのかわからないけれど、時間が来たようで彼はその場を去っていく。
私は制服に着替えて事務所に向かうことにした。
ところが事務所に行くと、殺伐とした空気になっていたのだ。
「山井さんが過去にブログに載せた画像が大問題になってるわ。朝からテレビ局の取材の電話で大変なのよ」
事務員の一人が言うので私は画面を確認すると、そこには手術直後で痛々しい姿の猫の写真が掲載されていた。
明らかに私がアップしたものではない。
でも、日付を見ると私が担当していた時期だった。
私は誰かにこんな会話をしていることが聞かれたら困ると慌てる。
「病院にいる時はお付き合いしていることが知らないほうがいいと思うので……」
「秘密にしたいタイプ?」
「そういうのではなくて……いろいろ考えて」
「なるほどね。了解」
納得してくれているのかわからないけれど、時間が来たようで彼はその場を去っていく。
私は制服に着替えて事務所に向かうことにした。
ところが事務所に行くと、殺伐とした空気になっていたのだ。
「山井さんが過去にブログに載せた画像が大問題になってるわ。朝からテレビ局の取材の電話で大変なのよ」
事務員の一人が言うので私は画面を確認すると、そこには手術直後で痛々しい姿の猫の写真が掲載されていた。
明らかに私がアップしたものではない。
でも、日付を見ると私が担当していた時期だった。