【プロット】イケメン外交官は、不遇な彼女を息子ごと愛し守り続けると誓う
【主要キャラクターの説明】

・ヒロイン 加納 花梨(かのう かりん) 26歳

 童顔で、身長155センチ。長い艶のある黒髪を仕事の為にいつも結んでいる。保育士。優しく、辛抱強い性格。子供が大好き。仲の良い家族に憧れている。中小企業の社長である入院中の父親と、冷たい継母と妹がいる。実の母は大分前に亡くなっている。
 父親の決めた政略結婚の相手とオーストラリアのケアンズでビーチウエディングの予定だったが、空港に婚約者の毅が現れず、搭乗直前に彼の父から一方的な婚約破棄の連絡をもらう。
 そのままオーストラリアのケアンズに飛んだ彼女は、ビーチでぼんやりしているうちにパスポートやカードの入ったポーチを紛失する。そこへ偶然居合わせた外交官の航に助けられた。
 花梨は航と過ごすうちにお互いを意識するようになる。最終日に思いを交わし合う。連絡先を交換して日本でまた会おうと約束して別れる。だが、ゲート前で見送りに来ていた航の同僚である晴美から彼と縁談が進んでいることを聞かされる。
 日本へ戻った花梨はしばらくして航の子を妊娠したことに気づくが、継母の策略で連絡がとれなくなり、彼の縁談の事を思い出してひとりで産み育てる決意をした。
 息子の優飛を育てながら保育士として働いていたが、子供の存在を知った元婚約者が彼女を取り戻しにくる。そんな時仕事で可愛がってもらった英夫人からある提案を受ける。夫人の屋敷で働くようになった彼女はそこで日本へ戻ってきた航を自分の孫だと紹介され驚く。航は花梨を忘れられなかったことを告白する。

・ヒーロー 堂嶋 航(どうじま わたる)29歳
 
 身長180センチ、大きな目で柔らかい黒髪、ほどよく焼けた肌、マリンスポーツをするので筋肉質な美男子。両親はすでになく、母方の祖母英頼子(はなぶさ よりこ)に育てられた。結婚相手の条件は祖母を面倒見る気持ちのある女性。もてるのだが、彼の条件に合わないので交際しない。
 外交官。オーストラリアの大使館へ書記官として赴任している。元々マリンスポーツが好きで、休みにケアンズのビーチへ行ったところでパスポートなどを紛失して慌てていた花梨に遭遇、彼女を助ける。
 花梨のパスポート紛失と帰国手続きのため、一緒に連れて行った大使館で、年配の人に丁寧に接する姿や子供をあやす姿を見て惹かれていく。彼女の帰国前日の夜に想いを告げ、結ばれる。
 連絡のつかなくなった花梨を心配する。二年後、外務省勤務が決まる。晴美を拒絶し、帰国。祖母の住む屋敷に戻ると、探していた花梨がいた。ずっと彼女を忘れられずにいたことで想いが再燃し、彼女に気持ちを伝える。
 動揺する花梨を見て、自分で優飛との関係を調べる。花梨の前の婚約者がふたりを見つけて訪ねてくる。誘拐事件が起こるが愛する花梨と優飛を最後まで守りぬき、愛を誓う。
 
・≪ライバル男≫ 笹川 毅(ささがわ たけし)32歳
 
 身長165センチ、小太りの男性。おどおどしたところがある。花梨の父親の会社の取引先社長の息子。大学生の花梨を彼女の家で見かけてから、一目ぼれして、見合い結婚を親に頼む。
 彼女の継母らとうまくいっていないことを逆手にとって、結婚に乗り気ではなかった花梨を説得、海外ウエディングを計画して喜ばせた。花梨が財産放棄していたことを親に気づかれ、出発当日軟禁されて婚約破棄されてしまう。忘れられない花梨を探し出し、シングルマザーで子供がいることに気づいて自分の子だと親に偽り、子供ごと彼女を手元に取り戻そうとする。

・≪ライバル女≫ 須田 晴美(すだ はるみ)27歳

 航の同僚で後輩。外務省の元事務次官の孫。父親は航の父の同級生だった。航に片想いしている。親を通じて縁談をもちかけている。ちょうど観光に来た姉の子を預かり、困っていたところを花梨が面倒を見てくれた。航の花梨への態度から危機感を感じる。花梨を見送りに来て、彼との縁談が進んでいると告げ、彼女に航と縁を切るよう伝える。

・早川 久美(はやかわ くみ)22歳
 
 元ヤン。黄茶色のショートカット。耳にはたくさんのピアスをしている。同じ施設で保育士として働くシングルマザーで花梨の理解者。花梨の話を聞いてくれた。同じアパートに住んでいて同い年の女の子がいる。子供同士も仲良し。毎朝一緒に登園している。毅がうろうろしているのに気づき、優飛をかくまったり、毅を威嚇して花梨親子を守ろうと奮闘する。

・細谷 留美(ほそや るみ)28歳
 
 英家に来ていたお手伝いさんの娘。以前は離れに親子で住んでいた。航が大学に入ったころから別の家に住んでいる。航が戻ってくると聞いて、高齢になった母親の代わりとしてお手伝いさんになる。昔から航に恋心がある。最初は花梨と親しかったが、彼女が航と恋仲で、優飛が彼の子だとわかると、毅を引き込んで優飛を誘拐させる。

・英 頼子(はなぶさ よりこ)75歳
 
 短いグレイッシュヘアーがトレードマーク。お洒落な老婦人。航の母方の祖母で、両親を亡くした航を小学校高学年から引き取って育ててきた。航が外務省に入り、家を出てからデイサービスで通っていた施設にいた花梨と知り合い、彼女を気に入って可愛がる。
 結婚破棄されて戻ってからシングルマザーとなった彼女を心配する。
 航の日本勤務を機に、家に花梨を引き取り、自分の世話をしながら優飛を育てないかと提案する。婚約者の子供だと思っていたが、ひ孫だったとわかって大喜びする。二人の結婚を後押しする。

・加納 真子(かのう まさこ)54歳

 花梨の父親の後妻。花梨の母親がいるころから花梨の父と不倫関係だった。花梨の母親が亡くなって半年で再婚、お腹の子を産む。花梨の義理の妹である娘と入院した夫の財産を独り占めするため策謀し、花梨に財産放棄させる。だが、シングルマザーとなって目の前に戻ってきた花梨を警戒し、携帯や住所などすべてを取り上げ、戸籍から抜く。


 

 
 
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