恋愛(純愛)
完
ゆみはあと/著

- 作品番号
- 1746598
- 最終更新
- 2025/02/28
- 総文字数
- 5,530
- ページ数
- 1ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 78
- いいね数
- 4
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
あの時の私は少しだけ……ううん、かなり浮かれていたと思う。
久しぶりに夫から「一緒に食事をしよう」と誘われたから。
どうして突然一緒に食事を……って考えて、今日が付き合って十年目の記念日だと気が付いた。
食事の場所に指定されたのは、会員制のレストラン。
このレストランは結婚前に指輪を渡されてプロポーズされた場所。
結婚して以来、誕生日だって結婚記念日だって夫からは何も無かったのに。
こういう節目の記念日を大切にしてサプライズする人だったのねと思い、胸がほんわかと温かくなった。
「……子どもを産めない小夜と、これ以上結婚生活を続けることはできない」
「そのことは病院の先生に……今度ご夫婦で一緒に受診をって勧められていて……」
「原因は僕じゃないよ。大学四年の時に一度、女性を妊娠させたことがあるから」
「大学四年の時に……?」
付き合って十年目の記念日に思い出のレストランで離婚届を差し出した……同い年の私の夫。
《 堂善 小夜 》
(どうぜん さや)
30歳、6年前に結婚し、2年前から義母の勧めで不妊治療専門の病院へ通っていたが成果が出ずに離婚された。
義母の会社で働いていたため、家と仕事を同時に失う。
×
《 乃川 秋史 》
(のかわ あきふみ)
22歳、6年前に両親が離婚している関係で、兄と名字が違う。
(もともと親が連れ子同士の結婚だったため、兄とは血のつながりもない)
小夜との出会いは12歳の時。その頃は日本に住んでいたが小夜が兄と結婚した翌日から渡仏し父親と暮らしていた。
「小夜さん、俺に恋を教えてくれませんか」
別れた夫の弟……30歳の私より8歳下の『元』義弟に頼まれた。
冗談……では、なさそう? 真剣な表情。
※これは天才小説家の執着愛が傷心ヒロインを救う溺愛大逆転ストーリー。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
こちらはプロットです。
「マカロン文庫大賞2024」プロット部門にエントリーしています。
小説ではありませんのでご注意ください。
あの時の私は少しだけ……ううん、かなり浮かれていたと思う。
久しぶりに夫から「一緒に食事をしよう」と誘われたから。
どうして突然一緒に食事を……って考えて、今日が付き合って十年目の記念日だと気が付いた。
食事の場所に指定されたのは、会員制のレストラン。
このレストランは結婚前に指輪を渡されてプロポーズされた場所。
結婚して以来、誕生日だって結婚記念日だって夫からは何も無かったのに。
こういう節目の記念日を大切にしてサプライズする人だったのねと思い、胸がほんわかと温かくなった。
「……子どもを産めない小夜と、これ以上結婚生活を続けることはできない」
「そのことは病院の先生に……今度ご夫婦で一緒に受診をって勧められていて……」
「原因は僕じゃないよ。大学四年の時に一度、女性を妊娠させたことがあるから」
「大学四年の時に……?」
付き合って十年目の記念日に思い出のレストランで離婚届を差し出した……同い年の私の夫。
《 堂善 小夜 》
(どうぜん さや)
30歳、6年前に結婚し、2年前から義母の勧めで不妊治療専門の病院へ通っていたが成果が出ずに離婚された。
義母の会社で働いていたため、家と仕事を同時に失う。
×
《 乃川 秋史 》
(のかわ あきふみ)
22歳、6年前に両親が離婚している関係で、兄と名字が違う。
(もともと親が連れ子同士の結婚だったため、兄とは血のつながりもない)
小夜との出会いは12歳の時。その頃は日本に住んでいたが小夜が兄と結婚した翌日から渡仏し父親と暮らしていた。
「小夜さん、俺に恋を教えてくれませんか」
別れた夫の弟……30歳の私より8歳下の『元』義弟に頼まれた。
冗談……では、なさそう? 真剣な表情。
※これは天才小説家の執着愛が傷心ヒロインを救う溺愛大逆転ストーリー。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
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小説ではありませんのでご注意ください。
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