眠り王子と夢中の恋。





ある日のランチタイム。

私は、小春たちと机をつけてお弁当を食べていた。



「でさ、新しくできたカフェあるの知ってる?」



知らないです。



「あ、私行った!あそこのパンケーキ美味しいよ!」



興味ないです。



「ていうかさ、今度この四人でプリクラ撮らない?」



撮ったことないです……。



まずい、会話についていけない。
違う次元の話だ、これは。私は場違いすぎる。



「そーいえばさ、鈴崎さん好きな人とかいるの?」

「……へっ」



頭を抱えていると急に話を振られ、間抜けな声を出してしまう。


< 116 / 284 >

この作品をシェア

pagetop