眠り王子と夢中の恋。



「やっぱり天然水のことですよね?
 私は水のような性格なのでしょうか?」



言われてみれば確かに私は水のようかもしれない。
表情も乏しいから……。



「……そういうところだと思う」

「?」



「うーん、俺もよく覚えていないけど、多分天然とはバカを意味していた気がする」

「えっ、バカ⁉︎ そんな、私がですか……?」



結構ショックだ。

勉強も頑張ってきたほうなのにまさか三人にバカと言われるなんて。



「気をつけます……」

「まぁ、小春さんたちは美夜のバカなところがいいと思っているんではないのか?」

「え……?」



それは褒め言葉なのだろうか。


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