眠り王子と夢中の恋。
「ねえ美夜、あの超絶爆イケ誰⁉︎」
え……誰……?
いやいや、母が稀に帰ってくるとしても男は兄だけなはず。
「兄のことですか?鈴崎伊織って言います」
「やばい超タイプなんだけどああいう優しくてちょっとチャラめっぽいの!紹介して!」
「えと、兄には彼女さんがおりまして……」
「他探すぞーい!」
切り替え早すぎる。
「あ、それより昨日買った服にはやく着替えて!」
急かされ、私は袖が膨らんでリボンがたくさんついている淡い水色のトップスに、ヒラヒラして膝くらいまでの丈の白いスカートをはく。
間違いなく今までで一番可愛い服だ。
でもなんだかフワフワしてて慣れない……。
え……誰……?
いやいや、母が稀に帰ってくるとしても男は兄だけなはず。
「兄のことですか?鈴崎伊織って言います」
「やばい超タイプなんだけどああいう優しくてちょっとチャラめっぽいの!紹介して!」
「えと、兄には彼女さんがおりまして……」
「他探すぞーい!」
切り替え早すぎる。
「あ、それより昨日買った服にはやく着替えて!」
急かされ、私は袖が膨らんでリボンがたくさんついている淡い水色のトップスに、ヒラヒラして膝くらいまでの丈の白いスカートをはく。
間違いなく今までで一番可愛い服だ。
でもなんだかフワフワしてて慣れない……。