逆プロポーズではじまる交際0日婚! 〜狙うのは脚本家としての成功とXXX
それは、見た目はまるでサーターアンダギーだったけれど、手作りのカスタードがたっぷり入っていて、意外と美味しかった。
蓮さんも「これ、シュークリームじゃないけど、海外の郷土菓子みたいで美味しい」とつぶやき、気を良くした明日香ちゃんから二つ目を手渡されていた。
「そういえばさ、薫。去年うちらに取材してたシナリオって、結局どうなったの?」
明日香ちゃんが何気なく振った話題に、私は冷や汗をかいた。まずい。
「ほら、小学校のとき、ダルマストーブでクラス全員分の焼きみかんを作ろうとしたら、全部焦げ付いちゃって先生に怒られた話……」
「明日香ちゃん! 今日って飲み会何時からだっけ!?」
私は慌てて明日香ちゃんの話を遮った。そのエピソード、しっかり『田舎の生活』で使っちゃってる!
「予約してあるのは7時からだよ」
明日香ちゃんは私の意図に気づかず、素直に質問に答えてくれた。
だけど、そっと蓮さんを見ると、彼は両手を組んで顎の下に当て、じっと思案している。──これは、まずいかも。
何とか別の話題に持っていこうと、私はつくり笑いを浮かべた。
蓮さんも「これ、シュークリームじゃないけど、海外の郷土菓子みたいで美味しい」とつぶやき、気を良くした明日香ちゃんから二つ目を手渡されていた。
「そういえばさ、薫。去年うちらに取材してたシナリオって、結局どうなったの?」
明日香ちゃんが何気なく振った話題に、私は冷や汗をかいた。まずい。
「ほら、小学校のとき、ダルマストーブでクラス全員分の焼きみかんを作ろうとしたら、全部焦げ付いちゃって先生に怒られた話……」
「明日香ちゃん! 今日って飲み会何時からだっけ!?」
私は慌てて明日香ちゃんの話を遮った。そのエピソード、しっかり『田舎の生活』で使っちゃってる!
「予約してあるのは7時からだよ」
明日香ちゃんは私の意図に気づかず、素直に質問に答えてくれた。
だけど、そっと蓮さんを見ると、彼は両手を組んで顎の下に当て、じっと思案している。──これは、まずいかも。
何とか別の話題に持っていこうと、私はつくり笑いを浮かべた。