逆プロポーズではじまる交際0日婚! 〜狙うのは脚本家としての成功とXXX
隣の明日香ちゃんが、私の袖を引っ張る。
「ちょっと、果歩がまたちょっかい出してるよ」
果歩ちゃんは、筋金入りの恋愛体質だ。口癖は「だって、ビビっと来ちゃったんだもん」。狙った相手を落とすためには、手段を選ばないという噂もある。もちろん、相手に彼女がいようが関係ない。
「蓮さん、果歩のボディタッチの餌食になってるよ。隣に行ってきたら?」
明日香ちゃんはそう言ったけれど、正直、私はこういう状況が苦手だ。
もちろん、目の前の光景にモヤモヤはしている。でも、それに堂々と立ち向かえるほどの恋愛スキルは持ち合わせていない……経験値ゼロでボス戦に突入するようなものだ。
それに、蓮さんはそんなことで揺れる人じゃないと、私はちゃんと知っている。
蓮さんの反対隣に座った亮くんが、「果歩、蓮さんは今、俺たちと話してるから!」と間に割って入ってくれていた。
亮くん、ありがとう。どうか頑張って……!
「きっと亮くんが何とかしてくれるよ。とりあえず、私はお手洗い行ってくるね」
「ちょっと、薫!」
明日香ちゃんの呆れた声を背中に受けながら、私はその場を離れた。チキンって笑いたければ笑えばいい。恋愛経験ゼロの私には、これが精いっぱいなのだ。
「ちょっと、果歩がまたちょっかい出してるよ」
果歩ちゃんは、筋金入りの恋愛体質だ。口癖は「だって、ビビっと来ちゃったんだもん」。狙った相手を落とすためには、手段を選ばないという噂もある。もちろん、相手に彼女がいようが関係ない。
「蓮さん、果歩のボディタッチの餌食になってるよ。隣に行ってきたら?」
明日香ちゃんはそう言ったけれど、正直、私はこういう状況が苦手だ。
もちろん、目の前の光景にモヤモヤはしている。でも、それに堂々と立ち向かえるほどの恋愛スキルは持ち合わせていない……経験値ゼロでボス戦に突入するようなものだ。
それに、蓮さんはそんなことで揺れる人じゃないと、私はちゃんと知っている。
蓮さんの反対隣に座った亮くんが、「果歩、蓮さんは今、俺たちと話してるから!」と間に割って入ってくれていた。
亮くん、ありがとう。どうか頑張って……!
「きっと亮くんが何とかしてくれるよ。とりあえず、私はお手洗い行ってくるね」
「ちょっと、薫!」
明日香ちゃんの呆れた声を背中に受けながら、私はその場を離れた。チキンって笑いたければ笑えばいい。恋愛経験ゼロの私には、これが精いっぱいなのだ。