逆プロポーズではじまる交際0日婚! 〜狙うのは脚本家としての成功とXXX
「ごめん! 和樹がどうしても、薫に謝りたいって言うから……」
私は観念して、背もたれに体を預けた。明日香ちゃんの性格からして、幼なじみ同士で、わだかまりを残してほしくなかったのだろう。それはわかる。責める気にはなれなかった。
「薫、昨日はごめん」
和樹は立ったまま、深々と頭を下げた。
本当に今日は、謝られてばかりだ。こんな日に名前をつけるなら……。
私はバッグから手帳を取り出し、「ごめん祭り→12年に1回の周期?」と書いた。これは何かのシナリオで使えるな、たぶん。
ひとネタ浮かんだことで少しだけ気が楽になって、私は和樹に椅子をすすめた。
「とりあえず、座りなよ」
「……薫、少しだけ、二人で話せないか?」
「ダメ」
私と明日香ちゃんの声が重なった。思わず顔を見合わせて、くすっと笑い合う。
「和樹、謝るだけなら、私がいても問題ないでしょ?」
明日香ちゃんが少しキツめに言い放つ。ここがレストランじゃなければ、きっと「和樹、お前調子に乗ってんじゃないよ」くらいは言っていたと思う。
和樹は観念したように、明日香ちゃんの隣に腰を下ろした。
私は観念して、背もたれに体を預けた。明日香ちゃんの性格からして、幼なじみ同士で、わだかまりを残してほしくなかったのだろう。それはわかる。責める気にはなれなかった。
「薫、昨日はごめん」
和樹は立ったまま、深々と頭を下げた。
本当に今日は、謝られてばかりだ。こんな日に名前をつけるなら……。
私はバッグから手帳を取り出し、「ごめん祭り→12年に1回の周期?」と書いた。これは何かのシナリオで使えるな、たぶん。
ひとネタ浮かんだことで少しだけ気が楽になって、私は和樹に椅子をすすめた。
「とりあえず、座りなよ」
「……薫、少しだけ、二人で話せないか?」
「ダメ」
私と明日香ちゃんの声が重なった。思わず顔を見合わせて、くすっと笑い合う。
「和樹、謝るだけなら、私がいても問題ないでしょ?」
明日香ちゃんが少しキツめに言い放つ。ここがレストランじゃなければ、きっと「和樹、お前調子に乗ってんじゃないよ」くらいは言っていたと思う。
和樹は観念したように、明日香ちゃんの隣に腰を下ろした。