逆プロポーズではじまる交際0日婚! 〜狙うのは脚本家としての成功とXXX
広瀬さんは片方の唇をわずかに上げ、皮肉っぽい笑みを浮かべた。そんな表情もまた、クールな彼女に似合っている。
「薫は、自分は絶対に書いてないって言ってるのだから、あれを書いたのはあなたということなんでしょう。私からは、それ以上何も言うつもりはないわ」
航に対してのお咎めがなかったことに安堵して、私からも「航も一緒に行こうよ」と誘う。航はまた泣き出しそうな顔をしたが、なんとか笑顔を作って頷いた。
「荷物を片付けてから行くから、外で待ってて」
友記子と航が出ていき、再び広瀬さんと二人きりになる。彼女は私に向かって楽しそうに言った。
「あなたの手帳、赤字で『田舎の生活』ってたくさん書いてあったわ。確か、実際に脚本で使ったところは、タイトルを赤字で書いたのよね」
やばっ。私は目をそらす。そうだった、確かに、書いてしまっていた。
「広瀬さん、それは、ですね……」
広瀬さんは荷物をまとめると、私の言葉を遮るようにドアを開けた。
「田舎のネタはまだまだあるんでしょう? 次こそは、あなたの作品として世に出しなさいね」
「薫は、自分は絶対に書いてないって言ってるのだから、あれを書いたのはあなたということなんでしょう。私からは、それ以上何も言うつもりはないわ」
航に対してのお咎めがなかったことに安堵して、私からも「航も一緒に行こうよ」と誘う。航はまた泣き出しそうな顔をしたが、なんとか笑顔を作って頷いた。
「荷物を片付けてから行くから、外で待ってて」
友記子と航が出ていき、再び広瀬さんと二人きりになる。彼女は私に向かって楽しそうに言った。
「あなたの手帳、赤字で『田舎の生活』ってたくさん書いてあったわ。確か、実際に脚本で使ったところは、タイトルを赤字で書いたのよね」
やばっ。私は目をそらす。そうだった、確かに、書いてしまっていた。
「広瀬さん、それは、ですね……」
広瀬さんは荷物をまとめると、私の言葉を遮るようにドアを開けた。
「田舎のネタはまだまだあるんでしょう? 次こそは、あなたの作品として世に出しなさいね」