逆プロポーズではじまる交際0日婚! 〜狙うのは脚本家としての成功とXXX
「来る前に、連絡してって言ったのは……?」
蓮さんを遮り、理央さんがいたずらっぽく笑って言う。
「アップルフリッターって知ってる? りんごのドーナツみたいなものなんだけど、私のアパートメントの近くにすごく美味しいお店があって、兄さんもお気に入りなの。それを薫さんにも食べてもらいたいから、帰国する時は必ず買ってこいって言われてたの」
蓮さんの方を見ると、少し照れくさそうに目をそらした。
「だから空港へ向かう直前に揚げてもらって、ちゃんと持ってきたの。兄さんは家に着いたらそれをすぐに冷凍して、薫さんから連絡があったら解凍するってウキウキしてた」
蓮さんは慌てて理央さんを遮る。
「その話、もう本当にしなくていいから」
理央さんは、少し意地悪そうに「でも、あんなに嬉しそうにしてたじゃん。まるで子どもみたいだったよ」と笑った。
「薫さんが来た時、兄さんはこのフリッターに合う、グァテマラの中深煎りコーヒーを買いに行くって出かけてたの。『薫はきっと、このペアリングが好きだから』とか言って。それを見て私、なんだか兄さんがいじましく思えて、涙がでそうになっちゃった」
蓮さんを遮り、理央さんがいたずらっぽく笑って言う。
「アップルフリッターって知ってる? りんごのドーナツみたいなものなんだけど、私のアパートメントの近くにすごく美味しいお店があって、兄さんもお気に入りなの。それを薫さんにも食べてもらいたいから、帰国する時は必ず買ってこいって言われてたの」
蓮さんの方を見ると、少し照れくさそうに目をそらした。
「だから空港へ向かう直前に揚げてもらって、ちゃんと持ってきたの。兄さんは家に着いたらそれをすぐに冷凍して、薫さんから連絡があったら解凍するってウキウキしてた」
蓮さんは慌てて理央さんを遮る。
「その話、もう本当にしなくていいから」
理央さんは、少し意地悪そうに「でも、あんなに嬉しそうにしてたじゃん。まるで子どもみたいだったよ」と笑った。
「薫さんが来た時、兄さんはこのフリッターに合う、グァテマラの中深煎りコーヒーを買いに行くって出かけてたの。『薫はきっと、このペアリングが好きだから』とか言って。それを見て私、なんだか兄さんがいじましく思えて、涙がでそうになっちゃった」