逆プロポーズではじまる交際0日婚! 〜狙うのは脚本家としての成功とXXX
「分かったわ。有給も残っているんでしょう? いままでもほとんど有給を取ってなかったんだから、来月なんて言わないで、引き継ぎが終わったら、あとは有給扱いで大丈夫よ」
驚いて顔を上げる。確かに、有給は毎年、ほとんど残していた。けれど、先生に限ってそんな提案をしてくれるなんて、信じられなかった。
「えっと……ありがとうございます?」
思わず語尾が上がり、なんだか疑いを含んだ声になってしまった。先生は、目だけは笑わないまま、ニカっと笑みを浮かべた。……下からライトを当てれば、完全にホラー演出になりそうだ。
「いいのよ。でもね、椿井ちゃん。どうしても今、独立したいというのなら、『記憶の片隅にいつもいて』のクレジットにあなたの名前は入れられない。スタジオ・マンサニージャ名義にするから」
自分の耳を疑った。私の名前が……入らない?
「そんな……あれは、私が書いたものです」
「ふふ、椿井ちゃんてば、何もわかってないのね。あれはね、マンサニージャの社員が書いたものなの」
思わず息が詰まった。先生はにっこり笑う。
驚いて顔を上げる。確かに、有給は毎年、ほとんど残していた。けれど、先生に限ってそんな提案をしてくれるなんて、信じられなかった。
「えっと……ありがとうございます?」
思わず語尾が上がり、なんだか疑いを含んだ声になってしまった。先生は、目だけは笑わないまま、ニカっと笑みを浮かべた。……下からライトを当てれば、完全にホラー演出になりそうだ。
「いいのよ。でもね、椿井ちゃん。どうしても今、独立したいというのなら、『記憶の片隅にいつもいて』のクレジットにあなたの名前は入れられない。スタジオ・マンサニージャ名義にするから」
自分の耳を疑った。私の名前が……入らない?
「そんな……あれは、私が書いたものです」
「ふふ、椿井ちゃんてば、何もわかってないのね。あれはね、マンサニージャの社員が書いたものなの」
思わず息が詰まった。先生はにっこり笑う。